居酒屋の2F、70名の盛況。
かつて、まる八として、福團冶さんが主催していた落語会で、
壁のあちらこちらに、春團冶師匠の写真が。
今回、春團冶一門と、オーナーと同期である鶴二さんとで、
「新・まる八落語会」として、リニュアル、スタート。
三ヶ月に一度の開催予定との事。
日曜日の、夕方5時スタートは、よろしいなぁ。
一、桂咲之輔・・・・・・・・・・「平林」
入門2年目。春團冶一門の最初のネタは「平林」が決まり事。
うけなくても、笑いが無くても、
ひたすら、大きな声で、しゃべりまくれと。
今日も、ひたすら頑張りますと、「平林」を。
噺家のデビューの時期に立ち会えるのも幸せ。
中盤から会場から笑いがでると、こちらまでうれしくなる。
噛むことも、とちる事も無く、無事サゲへ。
同期の入門が、9名いるとの事。
落語ブームで入門してきた、繁昌亭チルドレン、頑張れ。
二、桂春之輔・・・・・・・・・・「死ぬなら今」
春之輔師匠が言う様に、不思議なネタ。
題目の「死ぬのは今」を必ず頭に入れとくようにと。
かつての我太呂師匠の得意ネタ。
閻魔さんと地獄の面々が収賄と偽金使いで捕まって、
地獄はからっぽ。
ここで落語のお題目、「死ぬなら今」・・・・。
なんとも、ひねったサゲ。
皮肉たっぷりの先代文我(我太呂)師匠が得意にしていたのも納得。
なんとも、不思議な笑いで充満した、一席でした。
三、笑福亭鶴二・・・・・・・・「船弁慶」
先々週の「めざせ四天王寺の会」の時病気入院の為、
聴けなかった「船弁慶」を聴きたさに、この会に。
良かったですなぁ。
雀のお松。かみなりのお松。
帰って来ていきなりのご近所への挨拶。
しゃべりぱなしの、お松さん。・・・・・いますいますこんなおばさん。
喜六の、うちの嫁さん、恐い恐いと言いながらの、のろけ。
俗に言う、かかあ殿下は、夫婦円満のひとつのかたちか。
灸と井戸端での水の熱い寒いで思い出す、買い物の焼豆腐。
どのシーンも爆笑。鶴二さんが演じる喜六、イキイキ、大好き。
でも、鶴二さんの良さは、渡しの船頭さんが艪をかくところを
じっくりと演じるところ。
手を抜かない良さが、噺の品質を上げる。
来て良かった。聴いて良かった。会えて良かった。
まさに私が、鶴二さんの「弁慶」、「けぇべんさん」になりそう・・ですな。
新・まる八落語会
2008年6月22日(日)午後5:00~
今里・居酒屋まる八
一、桂咲之輔・・・・・・・・・・「平林」
二、桂春之輔・・・・・・・・・・「死ぬなら今」
三、笑福亭鶴二・・・・・・・・「船弁慶」