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一見波長が合いそうな気がしたのだが、どこか違う、詠む世界、活動している世界が違うのか、どこか他人事のように過ぎていく。歌って難しいですね、どこかあるあるの共感が無ければ感動も生まれないんでしょうな。
でも、辛うじて共感できた歌は・・・
・一個から買えるピーマン手に取れば軽い こんなに緑のくせに
・ぱっこんと笑い飛ばしたかのようにペットボトルの凹みは戻る
・幸せと言わねばならぬ虚しさに心はゆっくり折りたたまれる
・限りなきひかり寄り添うボトルには水の期限が記されており
・脳外科につづく廊下に並びたるすべての窓を雨が打ちおり
・優しさが善玉菌を造るという説あり雪は窓に光れり
・塩入れに「しお」と貼りつつ思うなり我はラベルを貼られたくなし
・トーストに載せたバターは形から放たれたくて溶けてゆきたり
・どの葉から色づき初めてゆくのだろう順位というを知らぬ葉たちよ
・お別れに行くと言う子はお別れの意味を知らない ビー玉落とす

